生きる力を引き出すコラム

治療家として生きるOKAのブログ。主に心に元気がない方や自律神経症状、ストレスからくる慢性疾患の方の人生を好転させることを目的としたコラムを書いていきます。

「最近寝つきが悪い」そんな悩みを解決する方法

忙しくて疲れやストレスが溜まっていると、よく眠れる人と逆によく眠れなくなる人に分かれます。

 

その2つのパターンの違いはなんでしょうでしょうか?

 

よく眠れる人は精神力が強いいわゆるメンタルが強い人で、

よく眠れない人は精神力が弱いいわゆるメンタルが弱い人なのか?

 

 

確かにそういう見方もありますが、一概にそうとは言えません。

 

精神力やメンタルがと言う言葉は、現代人が感覚的に使っている言葉ではっきりとした基準がありません。

最近では、政治資金を不正に使用した政治家が、世間やマスコミに批判されてそれでもなお政治家を続けようする姿をみて「あの人はメンタルが強い」なんて評されています。

私は、そのような人をメンタルが強いとは思いません。

 

逆にまじめに頑張るあまり体調を崩して、病気になってしまう人がメンタルが弱いとも思いません。

 

 

話が脱線しましたが、疲れてる状態でよく眠れるか眠れないかは、食事や生活習慣の違いが大きいと思います。

 

 

 

夜寝る時間が遅かったり、朝起きる時間が遅かったりすると、脳の松果体というところから睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌が減ってしまいます。

 

メラトニンは睡眠ホルモンと呼ばれ、分泌されると深部体温を下げて副交感神経を優位にして気分を落ち着かせ、呼吸や脈拍をゆっくりにさせます。

こうしてメラトニンは、私たちを眠りに誘います。

 

不眠の原因はこのメラトニン不足です。

 

 

メラトニンは生活習慣を整えることで、分泌を改善することが出来ます。

具体的には朝の光を浴びること。

朝の光を浴びてから約15時間後にメラトニンが分泌されるように出来ています。

 

しかし忙しい人は、なかなか生活習慣をリセットすることは難しいでしょう。

これだけですべてを解決しようとすると、効果を得るのに少々時間がかかります。

 

 

だから、忙しくて疲れを貯めている方は食生活でメラトニンを増やす工夫が必要です。

 

 

メラトニンの材料は何でしょうか?

 

メラトニンの材料は実はセロトニンです。

 

セロトニンが夜になるとメラトニンに変わります。

 

 

だからセロトニンの材料となるL-トリプトファンという必須アミノ酸をしっかりとることが重要です。

 

これを多く含む食品は、肉や魚などの動物性たんぱく質、あと卵やチーズ、そして納豆や豆乳です。

すでに体調が悪くなっている人は、肉を食べる際に肉の油が内臓に悪い影響を与えるのでこれは控えたほうが賢明です。

 

 

食品からトリプトファンをとるのが難しい方、または食べたけど効果が得られない方は、サプリメントプロテインパウダーに頼るのもアリでしょう。

 

しかし最終的には食品からとる生活に戻すことをお勧めします。

 

トリプトファンは取りすぎに注意して下さいね。 1000mg程度で抑えるのがオススメです。 3000mg超えるとかえって危険ですよ。

 

今日も読んでいただきありがとうございました。

 

 

以下の記事も、是非参考にしてください↓

 

 

kokorohidamari.hatenablog.com

 

 

kokorohidamari.hatenablog.com

 

 

kokorohidamari.hatenablog.com

 

 

kokorohidamari.hatenablog.com

 

 

【管理人の整体院(愛知)遠方の方はメールでご相談ください)】

 >>自律神経専門整体 ひだまりケア

プロフィール:

岡本智広

作業療法士として臨床経験10年以上

日本メンタルヘルス会心理カウンセラー

統合医療による整体資格

頭蓋仙骨療法施術師

現在訪問リハビリの仕事をする傍ら、自費診療で地域の方を施術している