生きる力を引き出すコラム

治療家として生きるOKAのブログ。主に心に元気がない方や自律神経症状、ストレスからくる慢性疾患の方の人生を好転させることを目的としたコラムを書いていきます。

自律神経を自分で手軽に整える3つの方法

今日は私がセミナーや読書などの経験から学んだ、ストレス対策には欠かせない自律神経を整える方法について紹介します。

自律神経を整えるとは、副交感神経を働かせ心も体もリラックスさせること。
​副交感神経を活発化することは体に備わっている自然治癒力を高めてくれます。


​病気とは一般的な風邪や頭痛、そして癌やうつ病などの精神疾患も含みます。


しかし副交感神経を活発にする方法と言われてもネットの情報で溢れている現代では、どれを選んだらいいのか迷いますよね。


​そこで私の経験から、比較的即効性がある副交感神経を活発させる方法を3つ厳選して紹介します。

実はこの方法、私が保有する他のブログでも紹介していて、意外と好評だったのでここでも紹介させていただきます。


どれも手軽にできるものばかりです。

 

 

①お白湯を飲む

 
まずはお白湯を飲むこと。

​ お白湯を飲む習慣があると体温が温まり基礎代謝が上がります。

​ 体が内臓から温められるので、全身の臓器(心臓や脳)に熱が生き各機能が活発になります。

 基礎代謝が上がるので当然ダイエット効果や体から毒や老廃物を出す効果も抜群です。

​ またお白湯を飲むことで体のあらゆる部分の緊張がほぐれ緩んでいくので心にも柔軟性が出てきます。
 

 これが人間関係では相手を許す気持ちや、執着を手放す心につながっていくことも十分に考えられるでしょう。


​ お白湯の作り方はやかんで10分沸騰させたほうがいいのですが、なかなか大変ではあると思いますので電気ケトルで手軽に作るのもいいでしょう。

 フーフーっとさましながら、人肌くらいの温度になったら口に含んでください。

​ 朝一番と寝る前は必ず飲んで、一日に合計4~5杯くらい飲むのが効果的です。
 
 

②首周りのストレッチ

 
次に首周りのストレッチです。
​ 現代はパソコンやスマホなどが欠かせない世の中です。パソコンやスマホは中毒性があるので、知らず知らずのうちに熱中し姿勢が固まり、首こりになるという症例が増えています。

​ 首こりなるとなぜいけないのか?

​ 一言でいうと脳への血流が悪くなりあらゆる脳細胞の動きが鈍くなります。

 特に首付近には脳幹という、副交感神経の中枢部が存在しています。

 

 そして自律神経系の働きも低下してしまい、興奮状態から解放されない状態が続きます。

​ 夜中にスマホをやりすぎて眠れないという経験はありませんか?あれは自律神経系が活動不全状態を起こし副交感神経がうまく働かない状態です。


​ 首周りのストレッチを行うことにより首の周りの筋肉が緩み脳への血流が改善していきます。
 
​ また首の周りにはたくさんのツボやリンパ節、神経節があるので神経の働きも正常化していきます。


​ 首を前・後・横・ゆっくり回す、などの単純の動きでいいです。


 コツとしてはゆーっくり行うこと。


​ しっかり行うことで頭はすっきりして、肩や手の動きまで改善していきます。

③呼吸を数える

 
3番目は呼吸を数えること。

よく呼吸法が精神修養にいいと言われますが、いったいどれくらいやればいいのかわかりませんよね?

​40分から50分毎日やらければいけない書いてある本もありますが、

​実際にはいきなりそれを始めて我慢できる人はなかなかいません。

そこで私が呼吸法初心者の方に勧めるのは深呼吸をしながら呼吸を数えること。

特に腹式呼吸にこだわらくてもいいです。


​1から10まで数えるのを1セットとしてそれを3セット。
 
時間にしてたった約3分。


朝晩を基本として好きな時間にやってください。


​続けられる頻度が大事だし、ある程度の達成感も必要です。
これなら適度な達成感を感じることもできるのではないでしょうか?


​ポイントとしては吸う時よりも吐く時間を少しだけ長くすること。

​数時間が1秒だとすると吐く時間は2~3秒。


​このポイントを守ることにより副交感神経が徐々に働き始めます。

​息を吐く行為は副交感神経を直接刺激するからです。




​以上が私がお勧めする自律神経を手軽に整える方法です。



お金をかけずに自分の心と体をリセットする方法を持つことは非常に重要です。


​身に着けると人生のあらゆる局面で、平静なメンタルを保ち自分の真の力を発揮できるようになります。

 
 
ではでは今日も読んでいただきありがとうございました。
 
 
 
当院は頭蓋仙骨療法を軸とした治療法で、患者様の自律神経を整え食事や生活相談を行い、包括的な健康生活を支えていきます。
 
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