天然の精神安定剤を食べよう
だいぶ暑くなってきました。
暑くて夜布団に入ってもなかなか寝付けない人は多いのではないでしょうか?
寝れないと心が落ち着かない、焦って余計寝れなくなる。
心配事があり寝れない。
明日仕事のことを考えると眠れない。
この季節は特に不眠症に陥る人が多いと思います。
それはやはり、自律神経系が整っていないのが大きな原因です。
普段から交感神経が優位に興奮していると、夜に寝れなくなることがあります。
放っておくと、心臓や血管の病気、内臓の病気、精神的な病気に陥ってしまうことがあります。
不眠の夜が継続するだけで、不安症状が強くなります。
不安症状が強くなると、パニック障害や対人恐怖、強迫神経症などのいわゆる神経症に比較的簡単になってしまいます。
これも自律神経失調症の一種です。
そうなれば、病院に行き安定剤や抗うつ薬、眠剤の処方の対象になります。
ただこれらの薬は副作用もあり、依存性もあります。
症状はひどい場合は必ず飲んだほうが良いですが、同時に食事の改善も進める必要があります。
それをやらずに薬に頼ってしまうと難治性の精神疾患に発展しやすくなってしまうからです。
神経症やうつ症状は、心が弱いとか、心に異常があるとか、考え方が偏った人がなると思われがちですが、そうではありません。
大抵の場合無理な生き方が原因で、食事を改善するだけでも解決の糸口が見つかる人がほとんどです。
これは精神疾患に限らず、がんや糖尿病、心臓疾患や呼吸器疾患、頭痛や生理痛などにでも言えることです。
無理な生き方による、偏った食事、バランスの悪い姿勢が習慣化して病気と言う形で体に現れます。
って、前置きがかなり長くなりましたが、
今日は天然の精神安定剤として1つ食材を紹介します。
それは「セロリ」です。
東洋医学ではセロリは薬膳として、気うつやめまい、頭痛やイライラに効くと言われています。
当然不眠症の改善にも役立つ食材です。
セロリは、春が旬と言われていますが、スーパーに行けばこの季節も沢山売っています。
目の疲れや目の充血した時の炎症の抑制にもお勧めの食材です。
肝臓の働きを良くして、目の疲れ、めまい、のぼせ、イライラ、頭痛、情緒不安定など体の上部に熱が溜まった状態で起きる症状を改善させます。頭の余分な熱を取り除いてくれます。
また体の水分を取り除き、尿の排泄を促してくれるのでデトックス効果も期待できます。
また、セロリの独特な風味や苦みは、精神を安定させイライラや不眠を改善させる、いわばアロマ効果もあると言われています。
漢方としても気の巡りを良くしてくれると考えられているセロリはストレス対策にはもってこいの食材と言えるでしょう。
よく噛んで食べるとより効果を発揮してくれます。
少しの食事工夫で、薬いらずの人生を送りましょう。
ではではありがとうございました。
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プロフィール:
岡本智広
作業療法士として臨床経験10年以上
統合医療による整体資格
頭蓋仙骨療法施術師
現在訪問リハビリの仕事をする傍ら、自費診療で地域の方を施術している