知ればうつにならないですむ?3つのストレスとは?
今日はストレスについて話をしていきます。
うつ病や自律神経失調症、また風邪や喘息、がんなどの生命にかかわる疾患も昨今はストレスが原因といわれちます。
私も最近はつくづくそう思います。
あらゆる病気はストレスが原因と考えています。
生活習慣が原因と言われている病気も、ストレスが原因です。
ストレスがかかったから生活習慣が乱れ、乱れた生活習慣がまた体にストレスを与えて治りにくくしていると考えています。
皆さんはストレスと聞いて何を思い浮かべかすか?
やはり仕事のストレス、しいては人間関係のストレスを想像するでしょう。
つまり精神的ストレス。
特に大人になるにつれて精神的ストレスと戦う機会は増えます。
いかにして精神的ストレスを無くすかを必死で考えて生きていくのが現状でしょう。
そのために本を読んだり、趣味を増やしたり飲みに行ったり。
精神的ストレスを解消したり、紛らわしたりすることを必死で研究します。
しかし、しかし、脳や体がストレスと感じるものは精神的ストレスだけではありません。
特に自律神経失調症やうつ病を抱えているとき、それらを体系的に理解して対策を講じなければなりません。
例えばストレスが原因で体調を崩し仕事を休んだとします。
ストレス源と思われる仕事から離れて、徐々に体調は良くなるでしょう。
ある程度良くなれば生活のために職場復帰をしなければいけません。
さてそのまま対策を講じずに職場復帰したとして、今まで通り元気に過ごせるでしょうか?
実際には職場復帰したら再発してしまうのが多いのが現状です。
それは、自分の体にかかっているストレスと言うの表面的にしか理解していないのが原因です。
ここではストレスを3つに分けて理解します。
1つは精神的ストレス、
1つは構造的ストレス、
1つは科学的ストレス、
まず精神的ストレスとは、あなたが一番理解しているストレスです。
つまり仕事や学校に行かなければいけないストレス。受験勉強のプレッシャー、仕事のノルマに対するプレッシャーや長時間労働のストレス。
会社や学校の人間関係、パワハラ、嫁姑の関係、あらゆる人間関係の摩擦からくるストレス。
これらを精神的ストレスと言います。
次に構造的ストレス。
これは体の構造にかかるストレスのこと。
悪い姿勢で長時間座ることによるストレス。肩こりや腰痛はこの構造的ストレスの現れです。
これは背骨や骨盤のゆがみが原因であり、それは脳にストレスを与えます。
骨盤や背骨がゆがみと自律神経の働きが乱れ、ホルモンバランスも悪くなってきます。
そうなるとイライラしてくることがあります。皆さんも経験がありませんか?
ほかにも足を怪我して変な歩き方になる、パソコンやスマホを長時間見て長時間前屈みになる。人と話すためにずっと横を向いた姿勢をとる。これらも構造的ストレスになります。
次に科学的ストレス。
これは体に入ってくるもののストレス。つまり食生活が大きくかかわってきます。
栄養素の過剰摂取や不足は健康に害を及ぼします。つまり、甘い物のとりすぎや塩分のとりすぎによる体への負担、カフェインの摂取による内臓や脳への負担がこれにあたります。
また、食品添加物や薬物の摂取、たばこやシンナー、排ガスを吸って体内に入ってしまうことも科学的ストレスにあたるでしょう。
これら3つのストレスはどれも病気の大きな要因です。
どれが一番大事とかそういうものはありません。相互が関係しあっています。
つまり食生活が乱れる(科学的ストレス)と会社の人間関係のストレス(精神的ストレス)にも弱くなってしまいます。
会社で精神的ストレスを受けると、力が抜けて姿勢が悪くなります(構造的ストレス)。姿勢が悪い状態が長続きすると、脳や内臓への血流が滞り、さらに人間関係のストレスに耐えられなくなります(精神的ストレス)。
この連鎖を止めるために正しい理解が必要になってきます。
正しい理解を持てば、うつ病や自律神経失調症だけでなく、あらゆる病気にかかりにくくなります。
当院では頭蓋仙骨療法を治療の軸にし、あらゆる体の歪みの再調整、栄養指導や呼吸法の指導を実施していきます。
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