ストレスと体力について
ストレスと聞いて皆さんは何を思い浮かべますか?
人間界のストレス、
お金がないストレス、
体が思うようにいなないストレス、
こんなところを思い浮かぶのでない無いでしょうか?
うつ病や自律神経失調症、その他のあらゆる疾患はストレスが原因です。
しかし、多くの皆さんはこのストレスと言う言葉を勘違いしていることでしょう。
本来、ストレスと言う言葉は工学、物理学の用語で、
外部からかかる力に対してものが歪むこと。
この外部からの力がストレスと言います。
人間で例えると、人間が健康な生命を維持するためには、
体内でホメオスタシスという機能が働いています。
例えば人間の体温は36度から37度前後を維持するように出来ていますが、
気温が40度を超える暑い日に外に出ると、体は体温を保つために汗をかいて体を冷やします。
またその他も、血圧が上がろうとすれば血圧を下げようとしたり、心拍を上げようとすれば心拍を下げようとします。
これがホメオスタシスと言う機能です。
そしてここで言う40度を超える暑い気温は、ストレスです。
つまり人間にとって外部からホメオスタシスのバランスを崩そうとする力がストレスになるわけです。
ストレスとは、外部からの刺激で体の内部変化が求められる状態のこと。
そのストレスに対し内部変化起こせる力のことを”体力”と呼びます。
ですから、ストレスは同じ量でも体力がある人にとっては、ストレスを感じるものですが、体力のない人にとってはストレスと感じることがあります。
体力を構成す要因は生活習慣、食事、姿勢などが挙げられます。
頭蓋仙骨療法はストレスに対して人間がホメオスタシスの機能を発揮し、健康の維持、増進を図るものです。
自律神経が整えられ、副交感神経が活発になり、体調が改善していきます。
姿勢が整えられ末梢の血液循環も改善されます。
ストレスを抱えている方やうつ状態、不安感や強迫性障害、原因不明の体調不良を抱えている方が対象になってきます。