体力はエネルギー源を共有している。病気にならないための正しい理解。
さて、先日のブログでストレスには、
①精神的ストレス、②構造的ストレス、③科学的ストレス、
という3種類あり、それに対抗する体力は、
①運動力、②治癒力、③調整力
という3種類に分けられるとお話ししました。
以前の記事
さて今日はこの体力の部分お話ですが、
この3つの体力のエネルギー源は1つの場所に存在しているという重要なお話をします。
そう、3つの体力はエネルギー源を共有しています。
なので1つの体力がエネルギーを大きく使うと残りの2つの体力がエネルギーを使えなくなってしまいます。
わかりやすく伝えると、あなたのエネルギー源は全部で10万円だとします。
たとえば、仕事が忙しくて運動力の部分で7万円分のエネルギーを使ったとします。
すると残ったエネルギーは3万円分です。
この3万円分で治癒力や調整力を分けなければいけません。
つまり、治癒力や調整力は15000円分のエネルギーでそれぞれ補わなければいけません。
こんな状態が続けば病気にならないわけがありません。
運動力を使いすぎたために、治癒力が下がり風邪をひきやすく、そしてその風邪は長引きやすい。
さらに調整力が働かずに、ちょっとしたことで微熱が出てしまう。
中には借金までして運動力を補おうとしてしまう人がいます。
コーヒーやエナジードリンクに頼って働く働き方は、まさに運動力の借金生活です。
借りた借金はいつか返さなければなりません。
借りている期間が長いと当然、借金には利子が付きます。
借りっぱなしのエネルギーが増えると会社を一日休んだ程度ではどうにもなりません。
エネルギーの借金がどうにも返せなくなったとき、
やがて脳や体は自律神経失調症やうつ病という形で症状に現れます。
こうしてうつ病や自律神経失調症いなり、無理やり体を動かせなくして借りたエネルギーを強引に返そうとする機能が働くのです。
自律神経失調症やうつ病になるならまだ幸運なんかもしれません。
人によっては命を落とす病気にかかる人もいるでしょう。
今日のブログで一番伝えたいことは、疲労を貯めて無理な生き方をすることは、
ただ体が疲れるだけでなく、生きていくために必要な免疫系や恒常性を維持するホメオスタシスまで大きく狂わせてしまう結果なるということです。
気が付いたらひどい疲れが溜まっていることがよくあります。
そんな時、人生を少しでも楽しんでいるか?
問いかけてください。
今の生き方を10年後も続けられるか?
問いかけてください。
ありがとうございました。
治療家OKAによる無料健康相談、格安施術相談はメールフォームでどうぞ。
どんなことでも気軽にご相談ください。
治療家OKAプロフィール:
作業療法士として臨床経験10年以上
日本メンタルヘルス協会心理カウンセラー
統合医療による整体資格
頭蓋仙骨療法施術師
現在訪問リハビリの仕事をする傍ら、自費診療で地域の方を施術している