生きる力を引き出すコラム

治療家として生きるOKAのブログ。主に心に元気がない方や自律神経症状、ストレスからくる慢性疾患の方の人生を好転させることを目的としたコラムを書いていきます。

”水”が滞っている人

今日はこの時期に最も多い、”水”の流れが滞っている人について話していきます。

 

これは体内の水分代謝が、十分に働かず体の水分の巡りが悪くなった状態の事です。

 

特に湿度の高い梅雨や夏に起きやすく、この時期は体調を崩しやすいといえます。

 

また水分が滞ると体が冷えやすく、症状としては疲れやすい、体が重い、食欲がわかない、なんだか気が重いなどの状態に陥ります。

 

 

では、この水滞タイプの症状を10個チェックしていきましょう。

5個以上あてはまれば、あなたは水分代謝が悪い水滞タイプと言えるでしょう。

 

・汗をかきやすい

・むくみやすい(特に下半身)

・下痢、軟便になりやすい

・雨の日に具合が悪くなりやすい

・体が重くだるい

・車酔いしやすい

・肌がたるみやすい(ハリがなくなる)

・お腹がぽちゃぽちゃ音がする

・頻尿気味

・下半身太り

 

 

以上です。

5個以上あてはまった人は、この夏の時期に冷たいコーヒーやジュースをたくさん飲んだりしていませんか?

食事が冷たいそうめんや冷やし中華など続いていませんか?

 

これらの状態が続くと、体が冷えて疲れやすく、あらゆる体調不良に陥ります。

 

夏風邪をひく方や夏にインフルエンザを発症してしまう方は、水分代謝が原因で免疫力が落ちていることが多いです。

 

 

 

では、水滞タイプの改善策または予防策を食事、ライフスタイル、運動別に紹介していきます。

 

 

【食事】

水太りや冷えにつながりやすいので、果物やお酒のとりすぎには十分注意しましょう。

冷たい物や生ものはできるだけ避け刺激物もとらないようにしましょう。

のどが乾いたら、温かい飲み物を少しずつ飲むようにして、体を冷やさないように心がけましょう。

※特に体調が悪いとき、頭がすっくりしないときはアイスコーヒーは少し我慢しましょう(治ってから楽しみましょう)。

 

水分代謝に適している薬膳の食材は以下の通りです。1つの食材に偏ったりすると逆効果なのでできるだけ、少量を多種類とるように心がけてください。

 

乾物:ハト麦、あずき、黒豆、昆布、のり、わかめ

野菜:トウモロコシ、キュウリ、とうがん、もやし

果物:スイカ

魚介:ハマグリ、あさり、しじみ

飲料:豆乳、緑茶、紅茶、ウーロン茶、杜仲茶

 

 

【ライフスタイル】

・体の冷えは水分代謝の妨げになります。特に冷えやすい場所、首、腰、足首などはしっかりガードしましょう。

 ※エアコンつけて寝てもいいですが、朝冷えを感じる方、もしくは朝くしゃみや鼻水が出たことがある方は、靴下や腹巻をして寝ることをお勧めします。そのうえでエアコンを活用しましょう。

 

・水滞タイプの人は、極度に湿気に弱い体質の人です。こまめに布団やマットレスを干すように心がけましょう。

 

・新陳代謝をよくする入浴は、なるべく長めにとりましょう。温度は38℃くらいがよいでしょう。

 

【運動】

・気持ちよく汗をかけるくらいの運動をしましょう。

・ウォーキングやジョギングがお勧めですが、楽しんで汗をかけることがポイントです。

・激しいマラソンでタイムを競うのはお勧めしません。疲労は敵です。

・テニスや卓球、子供とサッカーやドッジボールの練習で楽しむのもいいでしょう。

 

 

 

水分代謝は夏に崩れやすい機能です。

水分代謝を良くして、厳しい熱さやじめじめした湿気の季節を乗り切りましょう。

 

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ではでは、ありがとうございました。

 

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