一歩踏み出すなら小さな一歩を
このブログをご覧の皆さんは、どこかしら体調不良があり健康に対する意識が高い方ばかりだと思います。
人生をよくするために健康になり、幸せな生活を送りたいを考えている方ばかりではないでしょうか?
もちろん私もそういう人の役に立とうと思い記事を書いています。
私の記事を読んで、健康への一歩、人生に変化をもたらす一歩を踏み込んでほしいと願っています。
ただここで注意していただきたいことは、その人生を変える最初の一歩が大きすぎるとあまり良い結果にはつながらないということ。
例えば、
毎日夜ご飯を腹12分食べてお風呂上りや寝る前にアイスクリームを食べているのが楽しみだった人(昔の私ですが…)が健康の為と言って急に食事は夕方6時までに腹6分、それ以降は寝るまでに一切食べ物を口にしない。
これはこの人にいとって健康への一歩が大きすぎます。
人間は原始時代から変化を嫌う動物です。原始時代の人間は生活を大きく変化させると猛獣に襲われて命を落とす可能性が高まるので、安全で変化のない生活をするようにしてきました。
その強力な遺伝子プログラムが今日の我々まで受け継がれてきたので、生活習慣の大きな変化を自らの意志で行おうとすると、強力な”抵抗”が働きます。
変化が大きければ大きいほど抵抗は大きくなります。
夜たくさん食べて寝る前にアイスを食べていた人にとって適切な健康への第一歩は、まずは3日間くらい夜の主食を腹8分くらいにする。
あくまで3日間。それが終わったら体の変化を確認して、一度戻してみるかもう少し続けてみるかを決めてみる。
大抵の人は、しばらくして次のステップに自然に進みたくなります。
逆にいきなり、夕食6分、アイスクリームなしにしてしまった人は、大きすぎる変化による強力な抵抗にあってしまい、ある日突然これまでにないような過食に走ってしまう可能性が高まります。
強く変わりたいと思えば思うほど、自分を変えるのは難しくなる。
人間はこのようにできています。
だから”一歩踏み出すなら小さな一歩を”。
この小さな変化を繰り返すこと、これにより人生に大きな変化をもたらしてくれます。
これを心理学用語では「スモールステップの原理」と言います。
健康になるためにも、将来なりたい自分になるためにもこのスモールステップの原理は大事です。
あのイチローも「小さな努力を積み重ねることで、とんでもないところに行ける」と言っています。
将来は病気になりにくい強い体を手に入れたい、また強いメンタルを手に入れたいと思っている人は「そんな小さな変化意味あるの?」と言われるくらい小さな小さな一歩を踏み出しましょう。
そして短期的に結果を出そうとしないでください。短期的に結果を出そうとすると、心と体を病んでしまう可能性が高くなるからです。
長い目で腰を据えて、小さなステップを繰り返しましょう。
ではでは、ありがとうございました。