孤独を恐れない生き方
ある心理学者は、人間の恐れや不安は、ある一つの感情から起因していると言われています。
(今回は食生活や体についての事は話しません)
その感情とは、孤独になるのが怖いという感情。
今の世の中、人と違う事をしていると、集団から省かれる傾向にあります。
一体感を得る事こそ、人生の喜びであり、家族や会社の仲間、学生時代ならクラスの仲間で同じ方向を目指して進んでいるいく事が素晴らしいのだ。なんて傾向があります。
だから協調性に欠ける人間、和を乱す人間は社会から淘汰される。そうなったら社会人として終わり、自分は誰からも愛されないし理解もされない。
そうなるのが怖い、だから不安や恐れが突如として襲ってきたりする。
仕事の失敗で過度に落ち込んだり、子育てや家事の失敗で過度に自信を喪失する。
付き合う人が増えて、人間関係が複雑になると、この孤独に対しての不安や恐れは大きくなり、悩みも増える傾向にあります。
ここで考えていただきたいのが、孤独ってそんなに思ってるほど恐ろしい事なのでしょうか?
孤独になったら人生が終わりと決めたのは誰なのでしょうか?
孤独を恐れる感情は「今自分は一人ぼっちで周りからどう思われるのか気になる」「こんな事言ったら笑われて恥ずかしい」「変な人って思われたくない」そんな自分の中にある感情、いわゆる承認欲からきていると言われています。
孤独を恐れて生きる事、承認欲を満たすために生きる生き方は、不自由極まりなく、また自分の人生を生きているとは言えません。
実際に真に孤独を知る者同士が出会うと、深い喜びや真の人間関係が築けるとも言われています。
そんな出会いを経験すれば、人生の目的が自ずと見えてくるし、そのために生きようとも思えてきます。
とてつもない喜びを感じるでしょう。
孤独を恐れない生き方を身につけると、無理な人付き合いは自然としなくなり、ストレスも減るでしょう。
断捨離は人間関係にも応用できます。
私は、みんなに「孤独になれ」とただ孤独を推奨しているわけではありません。
過度に孤独を恐れない心を持つ事をお勧めしているだけです。
それは、孤独を恐れない生き方は、
心が軽くなり、真の人間関係を築けるからです。
ではでは、今日も『生きる力を引き出すコラム』を読んでいただきありがとうございました。
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