生きる力を引き出すコラム

治療家として生きるOKAのブログ。主に心に元気がない方や自律神経症状、ストレスからくる慢性疾患の方の人生を好転させることを目的としたコラムを書いていきます。

夕食を抜くと、快眠できて朝から元気になれる?!

「寝ても疲れが取れない」「朝からなんだか体がだるい」と言う人はいませんか?

 

ズバリそれはストレスです!

 

って言ってしまうと、元も子もありませんね。

 

 

実はそのだるさや疲れは、夕食に原因があるかもしれません。

 

 

社会人は年齢を重ねるたびに、責任が増えて抱えるストレスも半端じゃなくなります。

 

 

若いころに比べて体も痩せにくいし、一晩寝れば体が回復ってわけにはいきません。

 

内臓も年齢とともに機能低下しています。

 

 

そんな疲れた内臓に、若いころと同じ量、もしくはそれより多い食べ物を入れると、当然内臓は疲弊します。

 

 

疲れた体、つまり手足の筋肉や脳は、寝ている間に修復して疲労回復します。

 

 

就寝3時間前に夕食をすませば、一般的には消化がすまされており、快眠できると言われていますが、これにも個人差があります。

年齢が高いと、消化にはもっとたくさんの時間がかかります。

 

特に胃はたんぱく質を分解する酵素が中心に働き、たんぱく質の消化を行っている臓器です。

ここに大量の炭水化物が、流れ込んでくると当然消化作用が鈍り、胃もたれの状態を起こします。

 

若いころに比べて、朝起きたら胃が持たれているという経験をしている人は多いのではないでしょうか?

 

実は、寝ている間中、内臓による食べ物の消化にエネルギーを使っていると、足腰の筋肉の疲労回復や脳の疲労回復は、行われません。

 

当然朝までに十分に修復が出来ないので、全身の疲れやだるさ、ぼーっとした感じが残っているでしょう。

 

 

特に自律神経の働きが悪い状態の人は、内臓の働きも非常に悪くなっているので、この状態に陥りやすいです。

 

 

寝ても疲れが取れない→疲れすぎて眠れない

            →自律神経失調症悪化→慢性疾患(治りにくい病気)

 

 

これが体調を崩す悪いパターンのサイクルです。

 

 

 

もしこのパターンになりかかっている人がいれば、私からの提案です。

 

 

 

夜ご飯を食べずに、代わりに果物を軽くつまむ程度にしましょう。

 

 

 

これにより、寝ている間に内臓にかかる負担を最小限にできます。

 

 

もちろん夕食が生き甲斐だという人は、いきなりこの提案をそのまま実行するのは不可能に近かいでしょう。

 

わかります。

 

 

そんな方は、今までより少しずつ少なめにしていき、最終的に夕食を抜いて果物だけにする生活を目指してみてください。

 

体を慣らす期間は、絶対必要です。

 

いきなりやると、空腹で眠れないという人もきっといます。

 

 

 

何もこの夕食無しの果物だけの生活を、この先もずっと続けろと言っているわけではありません。

 

 

朝の目覚めが快適になるまでの期間限定です。

 

 

一度試すと、全身の軽さ、頭のすっきり感を実感できると思います。

 

 

眠っている間に内臓が休まり、筋肉疲労と脳疲労が改善されていく。

 

 

私は、ある瞑想合宿でこれを体験しました。

 

 

副次効果として、腸内環境が改善されるので、翌朝快便になります。

 

夕食を抜いているのに、しっかとお通じがあるのは、なんとも不思議な感覚です。

 

 

 

最近、寝ても疲れが取れない人、悩みを抱えていて深い眠りにつけない人。

 

意外なことで、解決の糸口が見えるかもしれません。

 

 

食事は大事です。

 

あなたが抱えているその仕事のストレス、人間関係の悩み、しつこい怒り、

 

それ食事を改善すれば、消えるかもしれませんよ。

 

 

今日も読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

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治療家OKAプロフィール:

作業療法士として臨床経験10年以上

日本メンタルヘルス協会心理カウンセラー

統合医療による整体資格

頭蓋仙骨療法施術師

現在訪問リハビリの仕事をする傍ら、自費診療で地域の方を施術している